起業って、いったい何からどう考えればいいですか?
というご質問をよく頂きます。
起業プランを考えるステップについては、セミナーでお伝えしているのですが
集客がうまくいかない、とお困りの方とお話をしていると、「複雑に考え過ぎて袋小路にはまってしまっている?」ように感じることがあります。
以前、ある芸能人の方が、お母様が小さなビジネスをやっていて、それが思いのほか苦労もなくうまくいっている、とお話されたのを聞いて、
そうだよな、本来、ビジネスって、そのくらいシンプルに考えたほうがうまく行く。
というより、逆に、この3つだけを真剣に考えずに、余計なことを考え過ぎているんじゃないか?と思いました。
そのお母様のビジネスは、「京都のどこかのお茶屋さんから、美味しいお茶を仕入れて、周りの人に売っている。」というもの。
人づきあいが上手なお母さまが、友人に「美味しいお茶がるから飲んでみて」と、お茶を出して一口飲んでみて頂くと、「本当に美味しい!」となって、以来、ずっと注文が入り続ける。。。
そんな形で、一人、二人、とお客さんが増えていき・・・。
なんだかんだ、お店も持たずに、楽しそうに商売をやっている、というものでした。
このお母様のビジネスがうまくいっている理由はいくつかあるのですが・・・
シンプルに考えると3つの条件が整っている、ということが言えると思います。

1.売れる商品・サービスを考える
ビジネスの「かなめ」は、売れる商品・サービスを用意することから始まります。
「売れる商品・サービス」は、顧客にとって、魅力的であることが欠かせません。
でも、多くの方が、「せっかく起業するのだから、好きなことで、やりたいように。」と考えて「自分が売りたい商品」を売ろうとします。
もしくは、「これは売れるよ、ニーズがあるよ。」と言われた商品やサービスを、そのまま信じて売ろうとして、うまくいかないことも多いです。
資格を発行している協会も、資格取得講座の申し込みを増やすために、資格を取ると、こんなニーズに向けていろいろお仕事の幅が拡がりますよ〜と謳うので、それは、一歩引いて、客観的に考えてみることが必要です。
国家資格のキャリアコンサルタントの資格でさえ、
キャリアの悩みは、世代を超えて多くあるものの、実際にの集客に困っている方は多いのです。
また、同じサービスでも、ちょっとした条件設定で反応が変わったりします。
平日昼間だけより、土日開催が喜ばれることもある。
時間取られるフルサービスより、短時間で、欲しいとこだけお願いできる、サービスが喜ばれることもある。
顧客にとって「欲しい形であるか?」
ここのチューニングは、とっても大事。
この、ちょっとした提案の内容で、
集客出来なくなってることは、ほんと、多いのです。

2.利益が取れる仕組みを考える
集客出来る商品が見つかれば、そこで利益が出る形にすることを考えます。
集客出来る商品が、「安価」であることだけを売りにしていると続かないビジネスになってしまいます。

3.売れる仕組みを作る

まとめ
